小規模事業者持続化補助金を利用する際に気をつけるべきこと

みなさん、小規模事業者持続化補助金というのはご存知でしょうか?こちらの補助金制度を利用することによって、ホームページ制作や販売促進用のチラシ制作、会社案内パンフレットの制作などに必要な費用を上限50万円(または2/3)まで補助してもらえるという政策です。

実際にちゃんとした形でホームページを制作依頼しようとなると、どうしてもまとまった資金が必要になることがほとんどです。そういった場合に、このような補助金制度を利用することによって出費する費用を抑えて、会社運営のためになる施策を行うことが手軽にできるようになります。

しかし、せっかく補助金制度を利用してホームページやチラシを制作しても使い勝手が悪いもの、効果が見込めないものであっては意味がありません。それではいくら2/3を補助金が補ってくれるとは言っても自己資金・補助金制度の無駄使いという結果になってしまいます。

実際に、こちらの小規模事業者持続化補助金を利用されてホームページ制作やチラシ制作を請け負わせていただいたこともありますが、その制度を利用されるクライアントさんとお仕事をご一緒させていただいてきた上で色々と気づいたこともありました。

ですので、ここでは失敗ををまねかないためにできること・準備しておけることをご紹介してみます。

「何を」「どうしたいか」をしっかりと考えておきましょう

補助金制度を利用する際に「何を」「どうしたいのか」を事前に明確にしておくとご相談もスムーズに進むでしょう。

事業を進めていく上で気になっている課題を、補助金を利用してどのような結果に導きたいのかを明確にします。その内容を専門家に相談することによって「どのように解決するか」という部分を一緒に考えてもらえます。

その「方法」の部分が間違っているとどれだけ補助金と自己費用を投資して対策を行っても、求めている結果を得ることは難しいです。

ですので、まずは

  • ビジネスを進めていく上での課題
  • 求めている結果

を明確にしておきましょう。その上で専門家に相談し、一緒に最適な方法の部分を検討することによって、無駄のない補助金制度の利用が可能となります。

事前に制作をお願いする相手に相談しておく

補助金を申請するためには、どのような点を補うためにどのような施策をするのかというものを書面にして提出することになります。

例えば、新規顧客獲得とブランディング向上のためにホームページを作りたいと考えているとします。その場合、書面にてその節を説明するのですがどんなホームページにするべきなのかまで自身で判断して書かなくてはならないという場合もあるようです。

お問い合わせの数を増やすことに力を入れたホームページと、ブランディング向上のためのホームページとは似ている部分もありますが場合によっては相反する部分も発生するかもしれません。このようなことは、なかなか専門にしていないと判断できないでしょう。

しかし、書面にして提出しなければならないので、とりあえず自身で考えられる内容で提出しようとしてしまいがちです。けれども、その内容(仕様)が本当に目的を達成するために必要な内容になっているでしょうか。

これは実際に僕がお話させていただいたお客さんであった話なのですが、このような補助金を利用されてホームページを作られるということでご相談をいただきました。お話を伺いながらどのようなホームページにするべきか、または運営(更新やページの追加)はどのような方法で行っていくのが良いのか、僕のアイデアも含めてご提案していく際に、このように言われたことがあります。

「とにかく仕様は決まってしまっているので、弊社にこの仕様が最適かどうかは別にして、そのように作ってください」

僕は正直、びっくりしました。どんな目的があるかは別にして、何かしら目的があり、補助金を使いながらも自社資金を投入してホームページを制作するのです。であれば、ちゃんと目的を達成できるものを作ろうとするべきですし、しっかりと専門家に相談して意見交換をするべきだと思うのです。

残念ながら、すでに決まっていた仕様内容を拝見しても、そのお客さんに最適な内容だとは言い難いものでした。

そのように、「とりあえず補助金を使っておく」というような使い方は本来利用されるべき姿ではないはずです。御社ビジネスの問題点を解決・改善するために施策を打つ、その資金を補助してくれるものが補助金のあるべき姿のはずです。ですから、無駄な施策を打つのではなく有益な施策を打たなくてはもったいないと僕は考えています。

ですので、このような補助金の申請を検討すると同時に、まずは専門家に相談してみましょう。そして、補助金制度を利用して何をどのように改善したいかを相談してみます。例えば、Olein Designでいただく相談内容としては、以下のようなものが多いです。

  • インターネット(ホームページ)を利用して新規顧客を増やしたい
  • 折り込みチラシを制作して、販売促進施策を行いたい
  • 自社ブログを立ち上げて情報の発信、ブランディングの向上に取り組みたい

上記のような「ホームページや印刷物を利用した販売促進・新規顧客の獲得」に取り組むために小規模事業者持続化補助金を利用しようと検討されている方が、Olein Designへの問い合わせでは多くなってきています。

また、各地方の商工会議所に問い合わせるとエキスパートバンクという専門家派遣制度もあるので是非活用されるべきでしょう。

まとめ

小規模事業者持続化補助金を始めとする補助金制度を利用される場合は、申請方法や時期などの確認と同時に専門家への相談をお勧めします。Olein Designとしてはあくまでも「補助金の利用」ではなく「補助金を利用してビジネスの課題を解決」することだと考えています。

「補助金の申請が通るかどうかもわからないのに相談なんて…」と思われるかもしれませんが、申請書類に記載する内容を間違えると最適な方法で補助金制度を利用することが難しくなります。そのような無駄を最小限にするためにも、是非ご相談いただければと考えています。

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