[WordPress]投稿や固定ページ、カスタム投稿タイプの使い分け方

WordPressはブログシステムを構築することをベースとして作られています。その上で、様々な機能やプラグインを利用してコーポレートサイトも構築することができる、ということです。ですので、あくまでも基本はブログシステムだと僕は考えています。(最近ではコーポレートサイトを作るが多くなってきましたが)

そして、WordPressにてページを作る上でベースとなるものとして「投稿」と「固定ページ」があります。

使い分け方としては、読んで字のごとくではあるのですが、ブログもしくはコーポレートサイトを構築するにあたってサイト構成を考えると思います。そして、「このページは投稿で作ろう」「このページは固定ページで実現しよう」などと構成を検討するかと思います。

この「ウェブサイトを構成する仕組み」はとても大切で重大なものでして、家づくりで例えるならば基礎部分の設計に値すると言っても過言ではありません。後から「やはり6畳部屋をここに追加」なんてことは簡単にできないのと似ていて、ページを追加する分には良いのですが、構成を後から変更することは設計をひっくり返してしまう可能性もあるので、しっかりと検討した上で制作を進めなくてはなりません。

今回は、これらを設計する上で「投稿」「固定ページ」はたまた「カスタム投稿タイプ」をどのように理解して使い分けて考えていけば良いのかを、僕の考えを元にまとめてみたいと思います。

投稿は時系列をともなくページに採用する

 WordPressをブログとして利用する場合、この「投稿」部分は「ブログ投稿」として利用されます。実際のブログの記事ページを記事ごとに生成するということですね。
 
コーポレートサイトとしてWordPressを利用する場合でも、企業ブログとしてこの「投稿」を利用することが多いです。

この「投稿」の特徴としては、時系列を持ったページを作る際に用いることをおすすめします。

時系列と言われてもピンとこないかもしれませんね。

例えば先ほども出てきた「ブログ記事」。このブログ記事は書けば書くほど、どんどん新しい記事を生み出します。そして、記事の投稿を繰り返していくと、昔書いた記事は古い、最近書いた記事は新しい日付が記載(されないものもありますが一般的に)されます。そして、時系列を持って管理されます。

コーポレートサイトで言うと、「お知らせ」ページなどは似たような要素を含んでいます。

GW営業のお知らせ、お盆休業のお知らせ、年末年始休業のお知らせなど、毎年知らせることになりますし、古いお知らせから新しいお知らせまで様々ですね。こういった時系列をもった情報を扱う場合には「投稿」がおすすめです。

固定ページは階層構造を持つページに採用する

WordPressにおいて固定ページは、主に「お問い合わせ」ページに使われたり、「企業概要」などの紹介に用いられたりすることが多いです。

これは先ほど説明した「投稿」とは大きく異なる性質を持つからです。

固定ページでは、階層構造を持つことができます。階層構造と言われても難しいので、図にしてみました。

このように、親ページがあり、その下に子ページがあり、兄弟ページもある場合もありますが、さらに孫ページを持たせることもできます。

例えば、コーポレートサイトを構築する際に、会社の商品やサービスを紹介したいと考えたとします。タイトルとしては「商品(サービス)紹介」というページを作ります。こちらが親ページになります。

そして、まずは商品やサービスをジャンルごとに分けて説明するページを作るとします。例えば、ジャンルA、ジャンルB、ジャンルCというような具合です。こちらは、先ほど作った「商品(サービス)紹介」ページを親とする子ページという位置づけで設定します。

そして、それらサービスの商品を詳しく説明するページを紹介・説明するページを作成します。ジャンルAの中の商品A、商品B、商品Cといった感じです。こちらが孫ページとなります。

このように、コンテンツを階層に分けて管理することができるという点が、固定ページの大きな特徴の1つと言えるでしょう。

他にも「投稿」「固定ページ」ともに特徴がありますので、まとめてみます。

投稿と固定ページの特徴まとめ

投稿の特徴 固定ページの特徴
時系列で表示される 階層構造を持つことができる
期間別のアーカイブを持たせられる 日付によるアーカイブがない
カテゴリーやタグによる分類ができない
(カスタマイズして使用できるようにすることは可能)
ページ属性によって、カスタムテンプレートを利用したり、順序をつけることができる
階層構造を持たない パーマリンクを設定するとスラッグでURLを管理することができる

ざっくりですが、このような特徴がそれぞれあります。上手に使い分けることによって、WordPressはとても便利なCSMにもなりますし、逆に使い方を間違えるととても使いにくくなってしまうので注意が必要です。

カスタム投稿はそれら以外のまとまったジャンルのページ群が必要な場合に採用する

WordPressには独自にカスタム投稿タイプというものを作ることができます。

例えば、コーポレートサイトなどで「お知らせ」を掲載したいが、「投稿」とは別に投稿タイプとして独立して作りたい。会社の商品を掲載するために独自の投稿タイプを設置したい。こういった場合に利用されることが多いです。

カスタム投稿タイプの特徴としては、

  • 階層構造を持たせることができる(「固定ページ」の特徴)
  • 複数のカスタム分類で分類できる(「投稿」の特徴)
  • 時系列構造を持たせることもできる(「投稿」の特徴)
  • ページ属性で順序をつけて表示させることもできる(「固定ページ」の特徴)
  • 非公開の投稿タイプをつくることもできる

という点が挙げられます。ほとんどの項目をみていただくとわかる通り、先ほどまで説明してきた「投稿」と「固定ページ」の特徴を持ったものがカスタム投稿タイプということになります。

ですので、「投稿に混ぜ込んで一緒に運用しようと思っていたけど…」というようなお知らせ機能だったり、「固定ページを増やして作っていた商品ページ」をカスタム投稿タイプで独立させてしまう、ということができるようになります。

正しい使い方をすれば、とても便利な機能です。

まとめ

簡単にWordPressの「投稿」「固定ページ」「カスタム投稿タイプ」について書いてみました。

ウェブサイトやブログを作るとき、もしくは制作を依頼するときに、これくらいの軽い知識を持っておくだけで、設計段階からも相手の言っていることが理解でき利用になると思いますし、とんでもない要望を出すこともなくなると思います。

「ほう、なるほどな」と少しでも気づきを生み出せる記事になれば幸いです。