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title: "オリジナルテーマで作られた WordPress サイトは、別の制作者でも改修できるのか"
canonical_url: "https://olein-design.com/blog/custom-theme-modification-by-another-developer"
language: "ja"
date_published: "2026-09-29T10:12:02+09:00"
date_modified: "2026-09-29T10:12:05+09:00"
content_type: "post"
author: "久野晃司"
description: "オリジナルテーマで作られた WordPress サイトの改修を別の制作者へ依頼できる条件と、テーマ、追加コード、プラグイン、制作資料などの確認事項を解説します。"
taxonomies:
  category:
    - "WordPress"
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# オリジナルテーマで作られた WordPress サイトは、別の制作者でも改修できるのか

以前の制作会社に作ってもらった WordPress サイトを直したいものの、「オリジナルテーマなので、作った人にしか触れないのでは」と心配になる方もいると思います。

結論からお伝えすると、**オリジナルテーマでも、別の制作者が改修できる可能性はあります。** ただし、オリジナルテーマだからといって、調査前に「問題なく改修できる」と断定することはできません。

確認したいのは、テーマの名前よりも、現在のコードを確認できるか、独自の変更がどこに入っているか、作業後も更新と保守を続けられるかという点です。

この記事では、オリジナルテーマと既製テーマの大まかな違い、別の制作者が改修するときの確認事項、調査しても改修が難しい場合を整理します。著作権や契約上の扱いは案件ごとに異なるため、この記事だけで判断せず、契約書や納品条件もあわせて確認してください。

## オリジナルテーマとは、そのサイトに合わせて作られたテーマ

WordPress のテーマは、ページの見た目や情報の表示方法を担うファイルの集まりです。HTML、CSS、PHP、JavaScript などのコードや画像で構成され、テーマによっては独自の編集機能も含まれます。WordPress の公式 Theme Handbook でも、テーマは複数のファイルから成り、`style.css` やテンプレートファイルなどを使って構成されると説明されています。

[埋め込みコンテンツ](https://developer.wordpress.org/themes/core-concepts/theme-structure/)

一般に「既製テーマ」と呼ばれるものは、多くのサイトで広く利用できるように配布または販売されているテーマです。一方、この記事でいうオリジナルテーマは、特定の会社やお店、団体などのサイトに合わせて個別に作られたテーマを指します。

大まかな違いは、次のように整理できます。

| 種類 | 作られ方 | 改修前に特に確認したいこと |
| --- | --- | --- |
| **既製テーマ** | 多くの利用者へ向けて配布・販売される | 配布元の更新、利用ライセンス、子テーマや直接編集の有無 |
| **オリジナルテーマ** | 特定のサイトに合わせて個別に作られる | ソースコード、独自仕様、制作資料、保守方法、変更履歴 |

オリジナルテーマだから品質が高い、既製テーマだから改修しやすい、という単純な違いではありません。既製テーマでも元のファイルへ独自の変更が重なっていれば（え？そんなことする人いるの？って思う人もいるかもしれませんが、全然巷にはあります。それで「テーマ更新しないでください」とか言われる件はよくあります。）調査に時間がかかりますし、オリジナルテーマでも構成と記録が整理されていれば、別の制作者が引き継ぎやすい場合があります。

**改修のしやすさを左右するのは、コードと仕様を読み解き、変更後も管理できる状態かどうか**だと僕は考えています。

## 別の制作者が改修するときに確認したい7つのこと

**希望する改修が小さく見えても、テーマ以外の仕組みが関係していることがあります。**少なくとも、次の7項目を確認してから進め方を決めます。

### 1. 現在使われているテーマ

まず、WordPress でどのテーマが有効になっているか、そのテーマがオリジナルテーマなのか、既製テーマを基にしたものなのかを確認します。

同じテーマ名でも、公開後にファイルが直接変更されている場合があります。管理画面に表示される名前だけではなく、サーバー上のテーマファイルと、可能であれば納品時のファイルを比較します。

最近でもよく見かけるのが、underscores というスターターテーマです。こちらをベースに開発をされている場合、テーマ名が underscores になっていたとしても、内部は自由にソースコードを書いて開発することもできます。

また、稀にですが、デフォルトテーマや有料テーマのコードを書き換えて作られているものもあります。その場合、アップデートが実施されると記述したコードが上書きされてしまうため、「テーマは更新しないでください」と制作側から言われたりするという事案は聞いたことがあります。（これは推奨される方法ではありません）

### 2. 親テーマと子テーマの関係

子テーマとは、基になる親テーマの機能やデザインを引き継ぎながら、変更部分を別に管理する仕組みです。公式 Theme Handbook では、親テーマを直接編集せずに変更でき、親テーマを更新しても独自の変更を失わずに済む方法として説明されています。

[埋め込みコンテンツ](https://developer.wordpress.org/themes/advanced-topics/child-themes/)

ただし、子テーマがあれば必ず安全というわけではありません。

- 親テーマと子テーマのどちらに変更が入っているか
- 子テーマがどのテンプレートを置き換えているか
- 親テーマの更新に追従できる作りか
- 親テーマの入手元や更新方法が分かるか

このような関係まで確認します。最初からそのサイト専用に作られたオリジナルテーマでは、親テーマを持たない構成もあります。

### 3. テーマ以外に追加されたコード

WordPress では、テーマ以外の場所にも独自の処理を追加できます。たとえば、独自プラグイン、管理画面へ入力したコード、サーバー上の設定ファイルなどです。

見た目の変更を希望していても、表示内容を作る処理が独自プラグインに入っている場合があります。反対に、お問い合わせや検索の処理がテーマ内へ組み込まれていることもあります。

**どこを直すか決める前に、現在の機能がどのコードから動いているかを確認する必要があります。** 場所が分からないまま似た処理を追加すると、同じ機能が重なったり、将来の修正箇所がさらに分かりにくくなったりします。

### 4. プラグインとの関係

プラグインは、WordPress にお問い合わせフォーム、予約、会員管理などの機能を加える部品です。オリジナルテーマが、特定のプラグインを前提に作られている場合もあります。

確認したいのは、プラグインの数だけではありません。

- どのプラグインが現在の表示や機能に関係しているか
- 更新が提供されているか
- 有料製品の契約や更新権を引き継げるか
- 停止中のプラグインにも必要なデータが残っていないか
- テーマとプラグインの役割が重なっていないか

名前だけを見て不要と判断し、いきなり停止や削除をするのは避けた方が良いでしょう。

### 5. ソースコードを確認できるか

ソースコードとは、テーマや独自機能を動かすために書かれたプログラムの内容です。公開中のサーバーに必要なファイルがそろっていれば調査できる場合がありますが、それだけで十分とは限りません。

制作時の元データ、Git などのバージョン管理の記録、CSS や JavaScript を生成する前のファイルが別に存在することもあります。Git は、いつ、誰が、どのファイルを変更したかを記録しやすくする仕組みです。

公開用に変換されたファイルしか残っていない場合でも、改修できることはあります。ただし、元のソースコードがないことで、修正や今後の管理に余分な作業が必要になる可能性があります。

### 6. 仕様書と操作資料が残っているか

仕様書は、ページや機能がどのような目的と条件で作られたかを記した資料です。操作マニュアル、画面設計、デザインデータ、外部サービスの設定資料なども手掛かりになります。

資料がないから改修できないとは限りません。ただし、コードを読めば「どのように動いているか」は分かっても、「なぜその仕様にしたのか」までは確定できないことがあります。予約、会員、決済、社内システムとの連携など、業務に関わる機能では特に確認が必要です。

### 7. 変更履歴が残っているか

変更の経緯を調べる手掛かりには、コードの記録だけでなく、過去の見積書、作業報告、メール、不具合が起きた時期、その前後に行った操作も含まれます。

標準的ではないコードが見つかっても、以前の不具合を避けるために必要だった可能性があります。理由を確認せずに整理すると、別の問題を再発させるかもしれません。

記録がない場合は、現在のコードと動作から推測できること、確認できないことを分けます。分からない部分を曖昧なまま「たぶん大丈夫」と扱わないことが、引き継ぎでは大切です。

## テーマの直接編集と更新による上書きに注意する

既製テーマや親テーマのファイルを直接編集している場合、そのテーマを更新すると、変更したファイルが新しいファイルへ置き換わり、独自の修正が失われることがあります。**子テーマは、このような変更を親テーマから分けて管理する方法のひとつ**です。

一方、そのサイト専用のオリジナルテーマには、一般配布テーマのような更新機能が用意されていない場合があります。この場合は「更新通知がないから安心」なのではなく、WordPress 本体、PHP、プラグインなどの変化に合わせて、テーマ側のコードを誰が確認し、直していくのかを考える必要があります。

また、WordPress 本体やプラグインの更新前には、ファイルとデータベースのバックアップを用意し、元へ戻せることを確認します。公式の更新手順でも、更新前にバックアップを取り、そのバックアップを利用できるか確認するよう案内されています。

[埋め込みコンテンツ](https://developer.wordpress.org/advanced-administration/upgrade/upgrading/)

更新を長く止めることも、内容を確認せず一度に更新することも、どちらも今後の管理を難しくする場合があります。まず変更箇所を把握し、本番サイトとは別のテスト環境で確認できるかを含めて、更新計画を立てます。

## 改修できる可能性が高い状態

次の条件がそろっているほど、別の制作者が現在の構成を生かして改修できる可能性は高くなります。

- WordPress とサーバーへ必要な権限でアクセスできる
- テーマと関連するコードを確認できる
- 作業前のバックアップを取得し、復元方法を確認できる
- 改修したい内容と現在の仕様を整理できる
- 仕様書、ソースコード、変更履歴のいずれかが残っている
- 使用中のプラグインや外部サービスを把握できる
- 著作権や契約上、別の制作者が作業できることを確認できる
- テスト環境で変更と更新を試せる

すべてがそろっていなくても、現在のファイルや動作から調べられる場合があります。ただし、**不足している情報が多いほど、改修そのものとは別に調査が必要になります。**

他社制作のサイトを相談できる範囲や、テーマ以外も含めた引き継ぎの考え方は、「[他社が制作した WordPress サイトの改修を、オレインデザインへ依頼できるのか](https://olein-design.com/blog/other-company-wordpress-site-modification)」でも紹介しています。

## 調査しても改修が難しい場合

現状を調べた結果、希望する方法での改修が難しいと判断する場合もあります。

- 必要なサーバーやファイルへアクセスできない
- テーマの一部や元のソースコードが不足し、再現できない
- 独自機能の仕様を確認できず、変更の影響範囲が大きい
- 使用中のプラグインや外部サービスを継続できない
- コードが現在の WordPress や PHP へ対応しておらず、先に大きな更新が必要
- バックアップや復元方法を用意できない
- 契約や権利の確認が取れず、作業してよい範囲を決められない
- 部分改修を重ねるより、作り直した方が今後の運用負担を抑えられる

この場合も、すぐにサイト全体を作り直すことだけが選択肢ではありません。資料と権限の整理を先に行う、緊急度の高い部分だけ別の方法で対応する、段階的に新しい仕組みへ移す、現状を維持して移行準備を始める、といった方法を比較できます。

**調査の目的は、必ず改修することではなく、現在のテーマを生かせる範囲と、別の方法を考えた方が良い範囲を分けること**です。

調査の対象や、調査と改修を分ける理由は、「WordPress サイトの改修前調査では何を確認するのか」で詳しく整理しています。

## 自分で確認できる範囲

サイト所有者が相談前に行いやすいのは、コードを変更することではなく、情報を探し、現在の状態を記録することです。

- ホームページの URL を控える
- 直したいページ、現在の状態、希望する状態を整理する
- WordPress の管理画面へログインできるか確認する
- 「外観 → テーマ」で有効なテーマ名を確認する
- 更新通知やエラー画面をスクリーンショットで残す
- サーバーの契約先と、管理画面へ入れるか確認する
- 制作時の契約書、見積書、仕様書、操作マニュアルを探す
- 納品されたソースコードやデザインデータを探す
- 過去の改修報告やメールを探す
- 問い合わせ、予約、購入など、止めたくない機能を書き出す

この段階では、**テーマやプラグインを更新する、ファイルを編集する、不要に見えるものを削除するといった操作は急がない**ようにしてください。テーマ名や更新通知を確認できなくても、それ自体を相談時に伝えれば大丈夫です。

## 専門家へ相談した方が良い状態

次のような場合は、自分で変更を試す前に、WordPress のテーマや既存サイトの調査に対応できる専門家へ相談した方が良いでしょう。

- 本番サイトしかなく、停止すると業務へ影響する
- オリジナルテーマや独自プラグインが使われている
- テーマとプラグインの更新が長期間止まっている
- どのファイルに変更が入っているか分からない
- サーバーへアクセスできない
- バックアップの対象や復元方法が分からない
- 予約、決済、会員情報、外部システムとの連携がある
- 更新後に表示崩れやエラーが起きている
- 契約や著作権の扱いについて判断できない

契約内容や著作権について確認が必要な場合は、WordPress の制作者ではなく、元の契約先や法律の専門家へ相談した方が良いこともあります。技術的に変更できることと、契約上変更してよいことは、分けて確認してください。

## 相談前に用意しておきたい情報

すべてそろっていなくても構いません。分かる項目だけでも、次の情報があると調査範囲を相談しやすくなります。

- ホームページの URL
- 改修したいページと内容
- 現在困っていることと、希望する状態
- 希望時期と、止めたくない機能
- WordPress とサーバーへログインできるか
- テーマ名と、子テーマの有無
- 制作会社や過去の担当者
- 契約書、見積書、仕様書、操作マニュアルの有無
- ソースコードやデザインデータの有無
- 過去の改修内容や不具合の記録
- バックアップの有無と、分かれば保存先
- 使用中の有料テーマ、プラグイン、外部サービス

最初の問い合わせフォームへパスワードや秘密鍵などの認証情報を入力する必要はありません。まず持っている情報の種類を伝え、必要な範囲と安全な共有方法を確認してから渡します。

## オリジナルテーマでも、まずは状態を確認して判断する

オリジナルテーマは、そのサイトに合わせて作られているからこそ、別の制作者が引き継ぐ前に確認したいことがあります。一方で、別の制作者でも改修できる可能性はあります。

テーマ、子テーマ、追加コード、プラグイン、ソースコード、仕様書、変更履歴を確認し、戻せる状態を用意したうえで、部分改修、段階的な改善、テーマの作り直しなどを比較します。

オレインデザインでは、他社が制作したオリジナルテーマについても、現在の構成と管理状況を確認するところからご相談いただけます。ただし、最初のご相談だけで改修の可否や費用を確定できない場合は、先に調査範囲と費用をご案内し、確認結果を見てから進め方を整理します。

サイトの URL、直したい箇所、WordPress とサーバーへログインできるか、手元に残っている資料を分かる範囲でまとめてください。[お問い合わせフォーム](https://olein-design.com/contact)からご相談いただければ、今のテーマを生かせるのか、先に整えた方が良いことがあるのかを一緒に確認します。
