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title: "WordPress の改修を相談する前に用意しておきたい情報"
canonical_url: "https://olein-design.com/blog/wordpress-modification-consultation-preparation"
language: "ja"
date_published: "2026-10-09T12:34:08+09:00"
date_modified: "2026-10-09T12:34:10+09:00"
content_type: "post"
author: "久野晃司"
description: "WordPress の改修相談に向けて、URL、困っていること、目指す状態、希望時期、管理権限、制作元との契約状況を整理します。分からない項目を残したまま使える相談テンプレートと、認証情報の扱いも紹介します。"
taxonomies:
  category:
    - "WordPress"
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# WordPress の改修を相談する前に用意しておきたい情報

ホームページの表示を直したい。自分たちでお知らせを更新できるようにしたい。以前の制作会社とは連絡が取れず、誰に頼めば良いか分からない。

WordPress サイトの改修を相談しようとしても、「何を伝えれば良いのだろう」と、問い合わせを書くところで手が止まることがあるかもしれません。

**最初から原因や修正方法を説明できる必要はありません。** サイトの URL と、今困っていること、どうなれば助かるかを、分かる言葉で伝えていただければ大丈夫です。

この記事では、相談前に整理しておきたい情報を6つに分けます。すべて埋めるための宿題ではなく、分かっていることと、これから確認することを分けるために使ってみてください。

## まずは6つの情報を、分かる範囲で整理する

ここでいう改修は、既存のサイトの表示や機能、更新方法などに手を加えることです。「全部作り直すほどではないけれど、今のままでは困る」という相談も含みます。

最初の問い合わせには、次の項目をまとめておくと、相談先が状況を確認しやすくなります。

| 項目 | 伝えておきたいこと | 書き方の例 |
| --- | --- | --- |
| サイトの URL | サイト全体と、困っているページのアドレス | トップページと、表示が崩れるページの URL |
| 困っていること | どこで、何が起きて、どの業務に支障があるか | スマートフォンでメニューが開かず、サービスページへ進めない |
| 目指す状態 | 修正後に何ができるようになりたいか | 担当者が自分で営業時間を変更できるようにしたい |
| 希望時期 | いつまでに、なぜ必要なのか | 来月のイベント告知に間に合わせたい。公開日は決まっている |
| 管理権限 | 自社でどこへログインでき、誰が管理しているか | WordPress には入れるが、サーバーの契約先は不明 |
| 制作元との契約状況 | 現在の窓口、保守契約、他社への相談状況 | 制作会社との保守契約は終了済み。引き継ぎ資料は手元にある |

上の例は、状況を伝えるための記入例です。自分のサイトに当てはまる部分だけ参考にしてください。

### 困っていることと、目指す状態を分けて書く

「使いにくいので直したい」だけでは、相談先もどこから見れば良いか迷います。たとえば、「営業時間を変えたいが、管理画面のどこで直すのか分からない」と書くと、困っている作業が伝わります。

さらに、「今後は店舗の担当者が営業時間を変更できるようにしたい」と添えると、今回だけ変更を代行するのか、更新方法そのものを改善するのかを話し合えます。

**どう直すかは決まっていなくても、何ができると助かるかは伝えられます。** 「予約の案内を見つけやすくしたい」「毎回制作会社へ頼まずに写真を差し替えたい」といった言葉で構いません。

直したい箇所が複数ある場合は、すべて同じ優先度にせず、「最初に解決したいこと」をひとつ添えておくと良いでしょう。

### 希望時期には、その理由も添える

「できるだけ早く」よりも、「来月の採用募集が始まる前に、応募ページを使えるようにしたい」の方が、優先すべき作業を考えやすくなります。

決まった期限がなければ、「急ぎではないので、調査結果を見て進め方を相談したい」で大丈夫です。予算の目安や、作業のためにサイトを止められない時間帯が分かっていれば、併せて伝えてください。希望時期を書いたことだけで、その日までの対応が確約されるわけではありません。

### 管理権限は、ログイン情報そのものを送らずに伝える

管理権限とは、サイトの内容や設定を変更できる範囲のことです。最初は、細かな権限名が分からなくても構いません。

WordPress の管理画面、ホームページのデータを置くサーバー、そのアドレスに使うドメインについて、それぞれ「自社でログインできる」「制作会社が管理している」「分からない」と整理してください。WordPress へ入れる場合も、記事の編集ができるのか、設定も扱えるのかなど、分かる範囲を伝えれば十分です。

**最初の問い合わせで必要なのは、アクセスできる状況の説明です。パスワードではありません。** 分からない権限を確かめるために、設定を変更したり、他の人のアカウントを使ったりする必要もありません。

### 制作元との契約は、分かっている状況を伝える

現在も制作会社や保守会社へ依頼している場合は、契約が続いているか、今回の改修についてすでに相談したかを記載します。契約が終了している場合は、終了時期や引き継ぎ資料の有無が分かると、確認の手掛かりになります。

契約書に他社による変更や引き継ぎについて記載があれば、その記載があることも伝えてください。契約上の判断が難しいときは、制作元への確認や、必要に応じて法律の専門家への相談が必要です。技術的な改修相談だけで、契約の解釈まで確定させることはできません。

制作会社と連絡が取れない場合は、最後に連絡できた時期と、引き継ぎに使えそうな資料が残っているかを伝えます。探し方から確認したい方は、[制作会社と連絡が取れなくなったとき、最初に確認すること](https://olein-design.com/blog/wordpress-site-production-company-unreachable)も参考にしてください。

## 画面の画像と、起きる条件があると伝わりやすい

表示崩れや動作の不具合は、文章だけでは伝えにくいことがあります。スクリーンショット (画面を画像として保存したもの) が用意できれば、問題のある箇所に印を付けておくと、確認してほしい場所が伝わります。

画像と一緒に、分かる範囲で次の情報を添えてください。

- 問題が起きるページの URL
- 気づいた時期と、毎回起きるか、ときどき起きるか
- スマートフォンかパソコンか、機種やブラウザー名が分かればその名前
- 問題が起きるまでの操作 (例: メニューを押すと画面が白くなる)
- 表示されているエラーの文章
- 直前に変更したことがあれば、その内容

機種名やブラウザーのバージョンが分からなければ、「自分のスマートフォンで見ています」からでも構いません。原因を推測して「この更新が原因です」と断定せず、「更新した翌日に気づきました」と、確認できた出来事を伝える形がおすすめです。

画像には、顧客の名前、メールアドレス、注文情報、パスワードなどが写っていないか確認してください。不要な情報は隠すか、その部分を含めずに撮影します。問い合わせフォームで画像を送れない場合は、画像があることだけ書き、共有方法を相談先へ確認しましょう。

## 相談用メモは、この形でまとめられる

次の項目をコピーして、分かるところだけ記入してみてください。「不明」「資料を探しているところ」も、そのまま残して構いません。

```
【サイトの URL】
サイト全体:
問題のあるページ:

【困っていること】
どこで、何が起きているか:
業務への影響:
最初に解決したいこと:

【目指す状態】
修正後にできるようにしたいこと:

【希望時期】
希望する時期と、その理由:
予算の目安 (決まっていれば):

【管理状況】
WordPress の管理画面へ入れるか:
サーバーの契約先・管理者が分かるか:
ドメインの契約先・管理者が分かるか:

【制作元との契約状況】
現在の制作・保守の依頼先:
契約が継続中か、終了しているか:
今回の件を相談済みか、連絡が取れるか:
契約書・引き継ぎ資料が手元にあるか:

【補足】
問題に気づいた時期、発生する端末や操作:
直前に変更したこと:
スクリーンショットの有無:
```

パスワードなどの認証情報 (本人としてログインするための情報) や、クレジットカード情報は、このメモ、最初の問い合わせフォーム、通常のメール本文へ記載しないでください。契約書や過去のメールも、認証情報や個人情報が含まれる場合があるため、丸ごと添付せず、まず資料の有無を伝えます。

実際の調査にログインが必要になったら、**何のために、どの範囲へのアクセスが必要かを確認し、相談先と共有方法を決めてから渡します。** 利用するサービスや社内のルールによって方法が異なるため、特定の送付方法を一律に決めず、作業終了後のアクセス権限の扱いも併せて確認しましょう。

## 分からない項目を埋めるために、無理に操作しない

自分で進めやすいのは、サイトを見て困っている箇所を記録すること、手元の契約書やメールを探すこと、社内で担当者を確認することです。

一方、ログインできない、管理している人が不明、触って良い設定が分からないという状態なら、そのまま相談してください。相談の準備をするために、WordPress を更新したり、サーバーの設定を変更したりする必要はありません。

「スマートフォンで表示がおかしい。自分では修正できない。管理画面には入れるが、詳しいことは分からない」という説明でも、最初の状況共有はできます。

ただし、問い合わせの文章や画面だけでは、原因、対応できる範囲、費用、作業期間まで確定できない場合があります。最初の相談でご希望を共有し、必要な調査と、その範囲や費用を確認してから進める形で考えると良いでしょう。

## オレインデザインへ相談するときも、分かることから

オレインデザインの[WordPress 運用・実装サポート](https://olein-design.com/service/maintenance)では、軽微な修正・改修、不具合の原因調査、対応方針の提案と実装、技術的な相談などを扱っています。他社が制作したサイトも、現在の構成や状況を確認したうえで、対応可否や進め方をご案内しています。

月額での継続サポートを基本としているため、今回だけの修正を希望する場合も、その希望を最初にお伝えください。内容を確認して、対応できる範囲と条件を相談します。すべての改修や、ご希望の時期での緊急対応をお約束するものではありません。

まずはサイトの URL、困っていること、目指す状態を、[お問い合わせフォーム](https://olein-design.com/contact)からお聞かせください。管理状況や契約について分からない部分があれば、そのことも書いていただければ大丈夫です。

詳しい技術説明を用意するよりも、今どこで困っているかを共有するところから。相談前の整理に、この記事のメモを活用していただければ嬉しいです。
