まだまだ最近でも、電話でのホームページ売り込み・SEO対策に関する営業があるという話を先日聞きました。
ビジネスに直結するウェブサイトを作る・運営するということは、簡単にいうと初心者を一人雇い、営業担当者として成長させるくらいの様々なコストがかかります。しかも、ウェブサイトは人間ではありません。こちらが伝えたこと(記載したことややったこと全て)を正確に評価し、評価され実行します。良い意味では伝えたことをしっかりそのようにこなしてくれる誠実な営業、悪く言えば言ったことしかやってくれない融通の効かない営業とでも言えるでしょうか。
しかし、相手が人間かウェブサイトかの違いはありますが、良し悪しどちらにせよ、施した策(アドバイス・掲載内容など)次第で結果が左右されることは同じです。
世の中では、SEO対策(検索エンジン最適化対策)に対して未だに色々なことが言われています。しかし、それらの情報のほとんどが最新情報に左右された単一的な情報の場合が多くあります。しかし、本当に必要なことというのは、そんなに頻繁に変わるようなことはありません。
コンテンツマーケティングの例
例えば、私が以前から運用している(といっても、最近はほとんどこちらに執筆していませんが)ブログがあります。
その中の一つの記事に『本気で英語を話したい人がお金をかけずにできる4つのこと』という記事があります。こちらの記事では、私の過去の英国留学経験に伴い、英語学習に関する良い方法を紹介してみよう、そしてどれだけでもお金をかけることはできるので、お金のかからない方法を考えて提案してみよう、ということでこちらの記事を書きました。
記事自体の執筆は2013年8月ですので、当記事執筆時から考えても3年弱ほど前に執筆したコンテンツということになります。
では、試しにGoogleで以下のように検索してみてください。右をクリックすると別ウィンドウで表示されます→『英語を話したい』
結果は、当記事執筆時ではこうなります。
日本語ドメインよりも検索順位が上ということなので、SEO的には日本語ドメインに優位性はあまりなさそうですね
こちらの記事は長い間、「英語を話したい」「英語 話したい」といったキーワードで検索順位1位に掲載されています。この原因は何でしょうか?
私はブログを執筆する際、特に何かを説明する際にはしっかりと順を追って丁寧に説明するということを昔から意識するようにしています。他には無数の鳴かず飛ばずに記事があることは事実ですが、こちらの記事も同じように誰にでもわかりやすいように説明するということは意識して書いた覚えがあります。
このように、読者のためになる記事というものは、3年以上経過した現在でも検索順位に関係なく上位に掲載されることが証明できます。そして、このポイントと合わせて御社のビジネスに結びつくキーワードで記事を書いていくということが、コンテンツマーケティングの基礎だと私は考えています。
小規模事業者・零細中小企業が目指すべきメディアの形
私はフリーランスとして、ウェブサイトに関わる全てのことを任せていただいています。それは、スケジュール管理はもとより企画や構成からヒアリング、デザイン制作からフロントエンドコーディング、CMS実装、運営補助・レッスンなど多岐に渡ります。
幅広く事業内容は展開していますが、基本はマンパワーです。ですので、大きな組織を相手にというよりかは、地元岐阜近郊で頑張ってみえる方々のお手伝いをしていきたい!と考えているので、自然と小規模事業者・零細中小企業様とのお仕事が多くなってきます。
そのような方々にどうやってインターネットやメディア(ブログなど)を活用してビジネスに役立ててもらうかを日々模索しています。
数年前からオウンドメディアという言葉が広まり始め、大小問わず企業がメディア(ウェブサイトやブログなど)を持って直接ユーザーとの接点を持つというケースが増えてきました。そして、今後もこの流れは止まらずある程度先まで加速していくと考えています。ですので、今からオウンドメディアを持ちたいという方でもまだまだ遅いということもありませんし、これらはそのビジネスに合った形でアウトプットしていくので、独自のスタイルを見つけられるかどうかが一番の差別化になってきます。
そのように様々なオウンドメディアが数多く存在する中で用いられるコンテンツマーケティングですが、一番大切なことは上でも紹介したようなポイントです。
それは、ユーザー(ウェブサイトやブログを見てくれる人たち)のためのコンテンツ(情報)を用意しているかどうかです。これを突き詰めるのです。それが出来れば、ビジネスの大きさに問わずオウンドメディアの存在価値を確実に示すことができるでしょう。
コンテンツを充実させていこう
ブログ(ここでは親しみのある言葉でオウンドメディアを指しておきます)に記事を書き続けることは、慣れない方にはとてつもない苦労になります。なのに、メディアの運営を業務とする多くの人たちは簡単に「慣れですよ」と言い放ちます。
しかし、実際にはなれることも必要ながらも、コンテンツを作る・考え出す過程が一番大切なのです。どれだけ書くことに慣れても、どれだけ記事を量産したとしても、ユーザーに必要とされる記事がなければメディアの価値は高まりません。
ちょっと考えて見てください。日本で大きな地震が起きたとします。その情報を探すために2chや2chまとめや芸能人ブログを見に行きますか?行きませんよね。Yahoo!もしくは気象庁ウェブサイトにアクセスするのが一般的でしょう。
全く違うジャンルですので例えが悪かったかもしれませんが、伝えたいことは「人は必要な情報を得られるウェブサイトには訪れる」ということです。それとあなたのビジネスとを結びつけるお手伝いをしているのが、Olein Designです。
今後もコンテンツを充実させて検索からユーザーに見ていただく、そしてビジネスにつなげて行くという手法は続くでしょう。そのような形でウェブサイトをビジネスに活用したいという方のお手伝いも行なっております。ご不明な点はいつでもお問い合わせください。