ホームページを制作してもらって「さぁ、運用を開始するぞ!」とモチベーションが高かった初期から、徐々に時間を経ていくとホームページの更新が止まってしまう(or 滞ってします)ことは良くあることです。
しかし、良くあると言えど避けたい状況ではあるかと思います。今回は「なぜホームページの更新が止まってしまうのか」という点を、僕なりの考えから紐解いてみたいと思います。
そして、最後には「更新が止まらないようにする方法」や「リブート(再始動)する方法」もご紹介していますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
まとまった時間が作れない
普段のお仕事の中でPCでの業務が多い方以外は、あまり本業の時間内においても、パソコンの前にゆっくり座って作業を行うという時間を作り出すことが難しい方も多いでしょう。
その場合には、無理のない(ストレスにならない)程度に、まずは更新作業に充てることができる時間を作ることが必要になるでしょう。
当然、パソコンだけに限定する必要はなく、スマホやタブレットなどを活用して隙間時間に更新作業を少しずつでも進めるということも可能です。そういった要望や方法なども制作者側に相談していくと良いでしょう。
本業が忙しいのは普通です。ですので、その中での隙間時間などをフル活用していく必要があります。その方法も一緒に考えていくことができます。
パソコン操作に慣れていない
僕たちウェブ制作者は名の通り「ウェブ(ホームページ)を作る仕事」をしている人ですので、日常的にホームページのページを作る作業に触れています。ですので、作業も素早く進めることができますし、そもそもパソコン操作にも長けている人が多いです。
しかし、ホームページを運営されている方が皆さん同じようにページ制作に慣れていたり、パソコン操作に長けていたりするなんてことはあまりありません。(職種や個人的嗜好による差はあります)
ですので、一般的にはウェブサイト制作者は「お客さんはページ作成やPC操作に慣れていない」という視点を必ず持っておくべきです。
ただし、最近のウェブサイトはスマホやタブレットでも更新可能な形のものも多く、普段慣れ親しんでいるデバイス(スマホ・タブレット・PCなど)で更新作業を進められるように環境を作る事も可能です。
制作者も人間なので「自分ができることは他人もできる」と勝手に認識してしまいがちなのですが、しっかりと相手を見て最適な運用スタイルを提案していく必要があります。
何をしたら良いのかわからない
投稿を新規作成してお知らせを更新する、というくらいの操作方法は納品時に制作者からレクチャーされるかもしれません。
しかし、営業日のお知らせだけを更新していても、ホームページだけで集客やPRを促進することは不可能です。
では、お知らせ更新以外に何をしたら集客・PRに繋がるのか。こういった「何をしたら良いのか」という指針を、まずは明確にしておかないと何もできなくなります。
ビジネスのスタイルや内容によって、最適な情報発信プランが変わってきます。そういった部分はホームページを制作している段階から相談を進めていくと良いでしょう。
ホームページに期待しているゴールが明確になっていない
そもそも「なぜホームページを持とうと考えたのか」という点から、「今何をしたら良いのか」を逆算して考えていく必要があります。
仮に「名刺にアドレスを書いておいて、それを見てアクセスしてくれれば良い」というゴールである場合は、更新をして情報発信を頻繁に行う必要はないでしょう。
逆に「検索流入から自社のサービスや存在を知って欲しい」というゴールを設定するのであれば、継続的・計画的な情報発信は必要になってくるでしょう。
ゴール(ホームページから得たいメリット)から逆算して、今やるべきことを考えていくと良いでしょう。
通常、ホームページを作る際にゴールは明確になっているはずです。それを思い出してみましょう。
もし無ければ、今からでも良いのでしっかりと設定して運用を再スタートすることをお勧めします。
困った時に頼れる人が身近にいない
割合は分かりませんが、多かれ少なかれホームページを制作して納品してもらったら関係終了となくこともあるでしょう。
確かに、専門家に常にアドバイスを仰げるように確保しておこうと思うと、少なからず費用が発生してしまいます。
こういう場合、一般的には月額請求になることが多いので、そういった関わり方が難しいというお話はよく聞きます。
月額云々で相談窓口をキープしておかなくても、納品されたホームページが運用スタートした後でも、運用に関して相談ができる人の目星を付けておくことはとても大切です。
制作するページコンテンツの相談から、簡単な操作方法のヘルプやアドバイスなども気軽にできる専門家の存在を知っておくことはとても有用です。
僕にはいつでも相談してもらえますよ!
更新が止まってしまわないようにする方法
更新が止まってしまった経験がある方は実体験として理解していただけるかと思いますが、何かしら更新のための作業(ページコンテンツ制作のための作業)を計画的(意図的)に進めないと、自然に勝手にできるようにはなりにくいです。
そのためにも、サポートしてくれる専門家に相談をし、無理のないページコンテンツ作成計画を作ることをお勧めします。
そのサポートやガイドに沿って、必要な意見交換をしたり、情報交換・共有をし、コンテンツを作成していく。その後、チェックをして問題ないとなれば公開へ進むことになります。
この流れですが、これを専門的に行ったことがないホームページ運営者では、自身でうまくこの作業を回すことが難しい場合がほとんどです。
ですので、ホームページの専門家とちょうど良い距離感と関係を維持した上で、自身(自社)に最適な更新の流れを掴んでいくのが良いでしょう。
そして、掴んで自走できるようになれば、サポートやガイドの頻度を下げていけば良いと思います。
「更新を日常化する」ことが目的の場合は、専門家との都度適切な距離感と関係を持つことをお勧めします。
リブート(再始動)する方法
現在、すでにホームページの更新が止まってしまっていて、現状をなんとかしたいと考えていて、この記事を読んでいただいてる方も見えるかもしれません。
リブートもしくは再始動と呼んだりしますが、独自のやり方で止まってしまっている更新作業を、自身(自社)だけで流れを作り直したり立ち上がったりすることは、不可能ではありませんが簡単な作業ではありません。
しかし、その目的(=ホームページの更新を再開する目的)が明確に持てているのであれば、そこに取り組むことは全く無駄にはならないでしょう。
その足がかりの部分だけでも専門家に助言を求めるのも良いでしょうね。そのアドバイスをもらった上で、まずは自身(自社)で取り組んでみる。
でも、うまくいかない。そういう場合には、もう一度アドバイスを求めれば良いと思います。それくらいの感覚で専門家を利用していけば良いと思います。
リブートの場合には「更新を再開できるかどうか」が、まず最初のゴールになります。そのためにどう取り組むかという点を考える必要がありますが、言葉が悪いかもしれませんが、それまで計画的に取り組んでくることができなかったという部分も垣間見ると、簡単にはいかないでしょう。
ですので、ぜひ習慣化・日常化・ルーティン化するためにも、専門家を上手く活用して抜本的に改革してしまうということも可能でしょう。
再始動(リブート)は今までの流れが定着している分、簡単ではありません。そういう時こそ専門家を活用してみてください。
まとめ
ここまで、
- なぜ更新が滞ってしまうのか
- 更新を止めないようにする方法
- 更新が止まってしまった際にどう再始動するか
といった内容のお話をしてきましたが、簡単に言うとちょうど良い感じで専門家を活用するとよいでしょうということをお伝えしたいです。
いかにも売り込みのように聞こえてしまいますが、今まで数多くのウェブサイトを作り、運営を見届けてきましたが、サポートなしで更新を継続できるようになるまで(慣れるまでの)時間が必要です。
最初から完全の自身(自社)で出来るという方は、僕は出会ったことがありません。それくらい、本業の傍でホームページの更新作業を進めるということは大変なことでもあります。
ぜひ、ホームページ運営や更新(更新代行もやってます)でお困りの際には、気軽に相談いただけると嬉しいです。