フリーランスとしてお仕事をさせていただくようになって2年半になろうとしています。
「フリーランスは自由がきく」「会社勤めは囚われの身」「フリーランスは収入が不安定」「会社勤めは収入が安定していて安心」いろいろな意見が日常でもネット上でも至る所で交わされます。そして、そのほとんどが間違いではないでしょう。(実際にそういう方がいるんだろうと思いますし、自分が体験してないからといって否定はできませんしね)
私はフリーランスとして独立してとても良かったと感じています。家族からもたくさんの支えを頂きながら、自分の好きなことを仕事としてさせてもらっていることに感謝以外の言葉はありません。
しかし、私も仕事ばかりしていられる訳ではありません。家を仕事場にしている以上、家のことも当然お手伝いします。育児にも積極的な方だと見られているようです。取引させていただいている方々には、そういった理由も加えてご無理申し上げることも多々ありますが、日頃からご理解いただける方々ばかりで大変助かっております。
今回は業務とは関係ありませんが、私の基本的な生活のタイムスケジュールをご紹介します。「こんなフリーランスもいるんです」ということでご理解いただければ幸いです。
基本的な一日のタイムスケジュール
きっちりとこのような予定で回らない日もありますが、こんな感じの日常を送っています。
6:30〜7:00 起床
1歳児の子供がいるので朝は平日休日問わず規則正しいです。本来であれば5時起床で仕事の段取りを決めたり、作業や運動に充てたいところですが、先日風邪で体調を崩してから早朝起床ができていません。そろそろ戻さないといけませんね。
7:00〜8:30 朝食と支度
嫁様は外で働き共働きという形ですので、嫁様は朝食の支度をしながら自分の用意もし、二人で子供の支度をします。そして、保育所に送っていく準備を行います。8:00を過ぎるとある程度支度が整っている場合が多いので、子供とEテレを見ながらスマホ片手に情報収取やスケジュールやタスクの確認を行います。
8:30〜9:00 保育所へ送る
天気と体調が良いときは自転車で、そうでないときは車で保育所まで子供を送っていきます。おかげさまで基本的に元気な子ですので、体調不良などで保育所を休むことはほとんどなく通ってくれています。最近はとても楽しんでいるようで何よりです。
9:00〜 業務開始
基本的に始業は9:00と決めています。この時間からスケジュールやタスクの管理・確認をしていると作業時間が少なくなってしまいますので、それまでに雑務を確認・処理しておくことが個人的にはキーポイントになっています。
12:00〜 昼食
嫁様がお弁当をほぼ毎日作ってくれるので、そちらを頂きながら短時間で昼食を終えます。15分くらいで食べ終わるとそのまま作業を再開します。
〜15:00 業務一旦終了
お打ち合わせをさせていただくお客さんにはお伝えしている場合も多いのですが、基本的に打ち合わせ等外に出られるのは15:00までとさせてもらっています。外に出ている場合には、それから帰宅することも考えてこのように設定しています。家で作業の場合は、家事(洗濯の取り込み・掃除など)を必要なだけ片付けます。日によってなので、次の予定まで作業を続けることも多いです。
16:00〜 保育所へお迎え
いろいろな局面を想定して長時間保育を申請しているのですが、基本的にこの時間に迎えに行きます。子供とのスキンシップも大切にしたいですし、この後の家事の段取りを考えるとどうしてもこの時間をお迎えとする方がスムーズというのが理由です。(もっと遅い時間にして作業時間を作ったらどうかと日々悩むのですが、なかなか試すこともできていません)
17:00〜 夕食の支度
夕食の支度は私の仕事になっているので支度を開始します。しかし、子供の様子を伺いながらなので時間がどうしてもかかってしまいます。献立はできるだけ昼までに決めて、冷凍物などを解凍に回すのは昼食時に行うことが多いです。
18:00〜 夕食
嫁様が帰宅して、三人で夕食を食べます。保育所での出来事や子供の話、仕事の話などの情報交換の時間でもあるのでとても大切な時間だと考えています。
〜21:00 子供は就寝
目標として21:00までに就寝させるようにしています。その日の様子によってはこれよりも早い場合もありますし、テンションが高めの日は遅い時もしばしばあります。
22:00〜 作業再開
子供が寝静まってから作業の続きを行います。しかし、この時点で結構疲れていることも多いので、クリエイティブな作業はあまり向かないと考えています。ですので、連絡業務やスケジュール調整やその他計画を立てたりする時間になることが多いです。黙々とコーディングする時間としても利用しています。
〜24:00 就寝
日付をまたぐ前に就寝しようと心がけています。どうしても惰性で作業してしまいがちですが、ここが狂ってくると昼間の作業効率にも関わってくるので、無理やり切り上げてでも就寝するようにしています。
「主夫」と言われることもある
このようなタイムスケジュールを友達やお客さんにお話すると「ほぼ主夫じゃん」と言われることも少なくありません。個人的には、その感想は間違ってないと思いますし、そう言われることをそれほど気にもしていません。しかし、「あまり仕事してない」ような感じで言われるとあまり良い気分になることはありません。
世間的に見たら特殊なのか異種なのかわかりませんが、生活スタイルを世間とあまりにも真剣に比較しても意味がないと考えています。それは、それぞれの生活スタイルがあるからです。私はこのスタイルで今現在を行きて行くしかありません。そして、嫁様の仕事の状況や息子の成長にも合わせて今後もフレキシブルに変化させていく必要があると考えています。仕事も大事ですが、それと同等もしくはそれ以上に家族・家庭が大事と考えています。(賛否両論あるでしょうが)
まとめ
フリーランスのとある一日を公開してみましたが、この通りの日もあれば全然そうもいかない日もあります。または、仕事の進捗によってはこれ以上に作業時間を増やすこともあります。私が考えるフリーランスとしてのメリットはフレキシブルに生活できるというところだと思っています。一人であればよりできることも多くすることも可能でしょう。しかし、共に生きる人たちがいれば影響がないわけがありません。それが生きるということでしょうし。
これからもお仕事をさせて頂く方には上のような理由でご無理をいうこともあるかもしれませんが、私としてはできる限りのことをやっていこうと考えています。そして、これからもそのようにしかやっていけないと考えています。
さて、お仕事頑張りましょう。