ご存知の方も多いかと思いますが、10年続いたWordBenchのサービスが終了することが決定しました。
それと同時に、日本のWordPressコミュニティの仕組みも若干変更となる部分があるのですが、WordBench岐阜を手伝ってくれているみなさんに上手く言葉で説明するのが難しいなと前から思っていて、ちょっと図を使って説明したら少しは説明しやすいかな?と思い、今回は図を使ってWordBench時代とMeetup.com時代の構造の変化をわかりやすく説明して見たいと思います。(自分の理解のために書いている部分もあるので認識が間違っている部分があるかもしれないので、そのような点があればご指摘いただければと幸いです)
meetup.comって何?
日本のIT系イベントでよく使われるのは、connpassとかdoorkeeperとかでしょうか。そういったイベントへの参加申し込みを管理できるサービスの海外版がMeetup.comと思っていただいて大丈夫かと思います。それぞれ特徴がありますがざっくりとそんな感じのものです。
そのサービスの中にWordPress Meetupというグループが作られています。
https://www.meetup.com/pro/wordpress/
こちらのグループの中には609(執筆時)のグループが作られています。それらは、WordPress Community Support PBCから会費を支払ってもらって利用することができている有料機能グループになります。
今後は、だいたい各都道府県レベルに1つくらいでこちらのグループを作り、コミュニティイベントを行っていく流れになります。
グループを作るにはまずは申請を
詳しいことはこちらに書いてあるので読んでみてください。
グループを作るには従うべきルールなどもあり、またライセンスなどへの理解も必要になってきますが、いままで日本でWordBenchの運営に携わってきた方であれば、その点は問題ないかと思いますでハードルにはならないでしょう。
申請を行い、審査をしていただき、オリエンテーション(オンライン)を受けます。その後、問題がなければなければオーガナイザーとして立ち上げたグループを管理していくことになります。
簡単に仕組みの変化を図解で説明
2018年9月23日までの日本でのWordBenchとしてMeetup.comを利用している際の解説図がこちらです。
よく見てもらうとわかるかと思いますが、Meetup.comのWordPressグループの中に、色々な地域のグループが存在します。TaipeiやHong KongのWordPress Meetupグループがある中の1つにWordBenchというグループがある状態がWordBench時代です。
ですので、イベントの管理も以下の図のようになります。
Meetup.comのWordBenchというグループが日本全国のイベントを開催しているような感じの管理になっています。こうすることによって、みなさんのWordPress内ダッシュボードにイベントが掲載さえるようになっていたのです。
言い換えると、日本のWordBenchというグループをMeetup.com上に作るためにインタビューやオリエンテーションを受けてくださったのが三好さんということになります。ありがとうございます。
図でもわかるように全国各地のイベントがならんでいます。ダッシュボードに掲載されるイベントは全てここに掲載されているものだけです。ですので、今後もダッシュボードに掲載したいコミュニティイベントであれば、Meetup.comグループ経由でイベントを立てる必要があります。
Meetup.comに移行後はどうなるのかというと図のように、都道府県レベルに1つずつくらいですが申請されたグループをが作られます。名称は日本全国統一で【地域名】WordPress Meetupになるようです。
そして、それぞれのグループがコミュニティイベントを立てて、
このような形でコミュニティ活動を行っていきます。
例えば、Gifu WordPress Meetupというグループが登録されたとして、
先ほどのMeetup.comのWordBenchグループとは違い、その都道府県で開催されるコミュニティイベントのみ管理する形になっていることがわかるかと思います。
このように各グループごとにオーガナイザーがイベントを管理していくことになります。
まとめ
簡単に図で説明してみましたが、間違っていた点などありませんでしたでしょうか?
岐阜のコミュニティ運営を一緒にやってくれているみなさんに説明する時にこちらの記事が使えればと思い、書いてみました。どなたかの参考になれば幸いです。