2018年6月9日(土)にみんなの森 ぎふメディアコスモス 考えるスタジオにて開催されました第12回WordBench岐阜に参加して、WordBench岐阜の手持ち企画である「定例WordPress講座 – カスタマイズ編」の登壇をしてきました。
使用したスライドとセッション動画
気をつけた点
今回はWordBench岐阜のお抱え企画である定例WordPress講座のセッションということで、初心者に向けた内容ということを今一度念頭に置いてセッション内容を組み立てていきました。
本来であれば、子テーマを使ったカスタマイズですので、実際に試したことがある方からすると、もっと具体的なカスタマイズ方法を知りたかったり、自分では知らないカスタマイズ方法や利用方法などを知りたいという要望に応えてしまいがちなんですが、定例WordPress講座は初心者向けの講座という前設定があるので、そこを崩すわけにはいきません。
ですので、子テーマで何ができるのか、どうやって作るのか、という点がまずしっかりと理解できる必要があると考えました。ですので、知識のある方からすれば物足りない内容となったかもしれません。すいませんです。
コミュニティとしての取り組み
事前に運営を手伝ってくれているスタッフとも相談しながら、今回は新しいことを少し試してみました。
- 最初からテーブルをグループ形式のレイアウトにしておく
- 休憩時間を長めに取る
テーブルレイアウトをグループ形式にしておく
いつもはセッション形式のレイアウトで、スクリーンに対して平行に長テーブルを配置する形にしていました。
しかし、そうすると「セッションを聞く」ということに意識や目的が集中していって、「コミュニケーション」が二の次になってしまわないか、と考えたからです。
実際に、本会後の任意アンケートでは、グループ形式でのテーブルレイアウトでコミュニケーションが生まれたという声もあり、最初にしては一定の成果を感じることができたと考えて、今後も取り入れていってみようと思います。
休憩時間を長めに
これはWordCampOsaka 2018で、とろゆにさんのセッションを聞いたところからヒントをもらったんですが、休憩時間を長く取ればみんな手持ち無沙汰になって自然とコミュニケーションが発生するかも、という思惑でした。
しかし、これは思ったようにはいきませんでしたね。もう少し閉鎖的な環境だとそういった方向に持っていけるのかもしれませんが、WordBench岐阜を開催している施設内にはスタバもローソンも市立図書館もあり、暇を潰すことは容易にできます。
もっとコミュニティ側から自然に参加者がコミュニケーションを取れるような仕組みを作っていきたいなと考えているところです。
もっとコミュニケーションのボーダーを下げたい
個人的には、WordBench岐阜を再始動してもうすぐ1年になるので、「継続」という目標から何か違うものにシフトしていきたいと考えていて、その1つに「参加者同士のコミュニケーションを促進させる」という考えがあります。(まだ「考え」のレベル)
今まで、継続しながらも「求められる内容」を提供することで、定期的な参加者を確保しながら開催をしていくという方法を選んで進んできました。しかし、WordBenchはWordPressを使っている人のコミュニティだという原点をもっと大切にしていかないといけないのでは、というのが最近の個人的な考えで、参加者同士のコミュニケーションを自然に促せられるようにすることによって、WordPress使っててよかったーとか、WordBench岐阜に参加して楽しかったーと思ってもらえるようにしていきたい。
やはり大事なのは「コミュニケーション」だということを再認識しなければと。
今後、方法も考えながら色々とこういった課題に向けてトライしていきたいと思います。