最近では、個人事業もしくは中小企業さんが自社のホームページを持ち、その中でブログを運営されるケースも多くなってきたように感じます。
ホームページのデザインにもこだわり、いろいろな企画を考えながら運用されていると思いますが、同業他社さんから一歩抜き出たホームページ・ブログ運営をしていく上で最低限必要なことを3つあげてみました。
どれも考えてみれば当たり前に感じることなのかもしれませんが、個人・中小企業においてはこれらを実現するために必要なリソース(時間や人)やコスト(予算)を捻出するのも一苦労です。しかし、ホームページもブログも同じですが見てもらってなんぼです。よく勘違いしてしまう点でもあるのですがホームページやブログは基本的に見られません。作って終わってしまえば当然の話です。
そして、せっかく見てもらったのに「見にくい、読みにくい」ではもう一度見に来てもらえるかどうか考えてみましょう。ちょっと難しいように思います。ですので、自分が読者だったらどうなっていた方が良いかを前提にチェックしてみましょう。
写真にはこだわろう
ホームページでもブログでもそうですが、文字ばかりの羅列では読むのも疲れてしまいます。そして、最悪の場合、読むのが嫌になってページから離れて行ってしまいます。
そういうケースを少なくするために画像を上手に使いましょう。
ホームページであれば、内容を視覚的にアピールできる内容の画像を上手に利用することによって、文章で読ませる以上の内容を短い時間で伝えることができます。ブログであればアイキャッチ画像もしくは冒頭最初に掲載する画像は記事の内容をイメージしてもらいやすい内容の画像を利用するべきでしょう。
また、せっかく画像を利用したとしても画像が荒かったり、クオリティが低い画像だとちょっと残念です。逆に言えば、最初に画像で心を引き寄せておけば、多少荒のある文章だったとしても受けての捉え方すら変わってくるでしょう。
ですので、掲載する画像をただ用意するだけではなく、意図のあるクオリティの高い写真画像を用意すると同じ文章でも全く違う印象を持たせることも可能となります。
読みやすい文章を心がけよう
「読みやすい文章」を突き詰めるには途方も無い修行が必要なのは間違いありません。そんなことが簡単にできてしまえば、誰でも簡単にライター業で生きていくことができるからです。
完璧な文章を求めるのであればプロにお願いするべきです。しかし、そんなことはコストの面から考えてもむずかしいでしょう。一般的には社内の担当者もしくは社長様ご自身で記事を書かれている場合がほとんどでしょう。そういった場合、どうしたら読みやすい文章になるのでしょうか。
いろんなハウツーがある中で、まずは簡単に試せる方法として自分が読み直してみて読みやすいかどうかで判断してみましょう。この時点で読みにくいようであれば、どんどん書き換えて修正していきましょう。
次にとる方法としては、できるだけ専門知識を持っていない身内に読んでもらうことです。どうしても自然と自分が知っていることは相手も知っているという前提で話を進めてしまうことが良くあります。業務の内容を簡単に紹介しているブログ記事だったとしても、専門用語が数個入ってくるだけで知らない人にはストレスとなりかねません。そういった箇所を確認してもらうためにも、あまり詳しくない身内などに改めて読んでもらうことによって、客観的な意見をもらうことができます。
適度な更新頻度を保とう
仮に、あなたが読むのを楽しみにしているブログがあるとします。そのブログの更新頻度が月に1回だったら、あなたならどう思いますか?
更新頻度を高く保とうとするあまり、記事の内容が乏しくなったり文字数が少なくなってしまったりするのは本末転倒です。ただ更新すればいいわけではありません。伝えたい内容はしっかりと持つべきです。
更新頻度は高いに越したことはありません。しかし、可能なマンパワーには個人差があります。更新するのに無理のない最適な頻度を見つけましょう。そして、可能な限りの術を使って更新を継続していきましょう。
まとめ
簡単ではありますが、3つのポイントを紹介しました。
私のクライアントさんにも同じような話をしますが、やはり更新されてなんぼのブログです。記事があってのブログです。読者あってのブログです。
書き手自身の考えを持つことはとても大切です。それはポリシーにも関わってきますしね。しかし、それと同じくらい読み手の考えを探ることは日々必要なのではないかと考えています。
私もブログ更新、頑張ろうと思います。