岐阜市の災害情報などを自動的につぶやいてくれるTwitter bot(@gfshisaigaibot)を作りました。簡単にですが、作った経緯と方法を残しておきます。
経緯
Twitterでフォローしている@ippey_sさんのこんなツイートを発見しました。
枚方市のサイトにある緊急情報RSSから最新情報をツイートするbot作りました。(非公式) 一応動作確認済み。 https://t.co/PMzeqm3CVk #枚方市
— SUMIDA, Ippei (@ippey_s) June 18, 2018
大阪で大きな地震があった直後で、しかも大阪に在住の一平さんですが、すごく動き早い。フリーランスのデベロッパーである一平さんですが、技術力も行動力もあって見習わないと…と思い、暇だし作ってみようと思ったのが経緯です。
制作の流れ
以下のような感じで作りました。
- 専用のGmailアカウント開設
- Twitterアカウント作成
- 岐阜市気象・災害情報等メール配信サービスにGmailを登録
- 岐阜市公式ホームページ注目情報のRSSを確認
- IFTTTのアカウント作成
- アップレットを作成
仕組みとしては以下の2通りでTwitterに自動で呟かせます。
- 岐阜市気象・災害情報等メール配信サービスの情報
- 岐阜市気象・災害情報等メール配信サービスからのメールをGmailで受信
- IFTTTで特定のメールアドレスからメールを受信したらTweetする設定を行う
-
岐阜市公式ホームページ注目情報の配信
- 岐阜市公式ホームページ注目情報のRSSを利用
- RSSが更新されたら自動的にIFTTT経由でTweetする設定を行う
こんな感じでめっちゃ簡単なんです。
Gmailアカウント開設
まずは専用のGmailアカウントを作成しました。
Twitterアカウント作成
次は作ったGmailを使ってTwitterアカウントを作成しました。
岐阜市気象・災害情報等メール配信サービスにGmailを登録
こちらの情報をもとに、新しく作成したGmailを登録します。
岐阜市公式ホームページ注目情報のRSSを確認
岐阜市のトップページに掲載される「注目情報」部分のRSSアドレスを確認します。
別に特別な方法は必要なく、クリックした先のxmlのアドレスがRSSアドレスになります。
IFTTTのアカウントを作成
先ほど作ったGmailアカウントに紐づけてIFTTTアカウントを作成します。
そして、この中でアップレットを作っていきます。
アップレットを作成
アップレットを作りますが、そんな難しいことはありません。流れとしてはこんな感じです。
- 岐阜市気象・災害情報等メール配信サービスの情報をTweetする(メール受信→Tweet)
- New Appletボタンを押す
- +thisボタンを押す
- サービスの中からGmailを探してクリック→最初だけサービスとコネクトする
- 特定のメールアドレスからGmailにメールを受信したら動かしたいので、New email in inbox fromというトリガーを選択
- 特定のメールアドレスを設定(今回は登録時に送られてきたメールアドレスを設定/実際に情報が配信されたら再確認する)
- +thatボタンを押す
- サービスの中からTwitterを押す→最初だけサービスとコネクトする
- Tweetさせたいので、Post a tweetというアクションを選択
- Tweetする内容を設定する
- 岐阜市公式ホームページ注目情報をTweetする(RSS受信→Tweet)
- New Appletボタンを押す
- +thisを押す
- RSS Feedサービスを選ぶ
- RSSを受信したら動かしたいので、New feed itemというトリガーを選択
- RSSアドレスを入力する
- +thatボタンを押す
- Tweetさせたいので、Post a tweetというアクションを選択
- Tweetする内容を設定する
まとめ
こんな感じで簡単に作ることができます。
まぁ、あえて言うなら、情報元が何で配信されているかによって使うサービスが変わってくるので、IFTTT以外のこういったサービスがどんなことができるかはある程度事前に知っておくとスムーズかもしれませんね。「作ろう!」と思ってから調べれば全然良いんだけど。
この程度では技術とまでは言わないと思いますが、大阪の地震をちょっと離れた地方から見ていて、何か役に立つものを作っていかなくてはあかんな、と思ったのでちょっと作ってみました。