どう作るかではなく、どう使うかという時代

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僕もフリーランスとして個人で仕事をするようになり既に6年目に入り、これまでに多くのウェブサイトの制作や改良に関わってきました。

当然、自身の技術レベルを維持・向上するために日常的に努力をすることは意識してアンテナを張ってきましたは、年々感じることが「ホームページを作ること、立ち上げることの難易度の下がり具合」です。

ホームページを作ること、立ち上げることは年々容易になってきています。便利なサービスがたくさん立ち上がり、簡単に個人・法人問わずホームページを作り、公開することができます。独自ドメインも当然利用して、簡単に作れます。WordPressも立ち上げるだけであれば、レンタルサーバー各社が機能として「簡単インストール」といった機能も持っているところが増えてきました。

そういう時代になってきた今、僕のようなホームページ制作者の仕事が少なくなることは、現在から将来にかけて当然のことと言えます。

では、これからはどんなことがより必要となってくるのか。岐阜に住んでいて感じる感覚ではありますが、地方でどう感じるかというお話です。

作るコストと使うコスト

ホームページに必要となるコストは大きく分けて2つあると考えていて、1つは作るコスト、もう1つは使うコスト、となります。

作るコストは、ホームページを作るために必要なコスト。企画の提案やデザイン制作、実装、検証といったところ。「納品」という概念が使える部分と考えると分かりやすいかもしれませんね。

使うコストは、ドメインやレンタルサーバーなどの管理費用も含まれます。あとは、企業などであれば、ウェブ担当者の人件費も含まれてくるかもしれませんね。

こういった形で2つのコストで考えることができます。

使うコストの中で注目されて始めてきたもの

今でもこういう感覚の方がいないとは限らないのが地方なのですが(都会はわかりません)、ホームページを作ることで満足してしまう方が少なくありません。

気持ちもわかります。企画提案を受けて、うんうんなるほどとホームページのデザインも見せてもらって現実味を感じながら「これがうちのホームページになるんだ」という、1週間後に希望していた誕生日プレゼントを買ってもらえるような期待感を少なからず感じるタイミングがあると思います。(こういった期待感は大切だし、しっかりと提供していく必要があると思っています)

そして、そのホームページが実装されてインターネット上に公開され、自分のものとなります。そして、その費用として制作側にお金を支払い、終了となることがほとんどです。


しかし、そこから色々と足りないものが見えてきます。

  • ロゴの位置をもう少し右にしたいな
  • ブログ投稿のアイキャッチをもっと大きく表示させたい
  • トップページのレイアウトを変更して、掲載内容も変えたい
  • 新しいサービスを考えたからページを作りたい

こういった改善したい点、修正したい点というのは必ず発生します。どれだけ議論と意見交換を重ねて、その時点で完璧だと言い切れたはずの一軒家に住み始めて数年経つと(もしかしたら数ヶ月)、ここはもう少しこうしておけばよかった、といった点は少なからず出てきます。必ず、です。ホームページも同じです。

制作開始もしくは制作過程では、良いと思ったアイデアを全て詰め込み納品されたホームページでさえ、運用を数ヶ月、数年続けていくことで、改善・改良したい点が湧いてでくるのです。

そうです。ホームページを持つと、次にはホームページを改善・修正する必要が出てくるのです。

それは当然且つ必要なこと

「そんなことはない。以前作ってもらったホームページは完璧だ。」という方は2通りのことが考えられます。それは、運営自体をせず設置してあるだけのホームページ(目標を持って効果測定やコンバージョン検証をしていない)であるか、本当に完璧なホームページか、です。前者であることが一般的には多いです。

なぜなら、ホームページを運営していたら、必ず改善・改良が必要となるからです。


ホームページによって様々ですが、それぞれ目標があるはずです。ホームページが存在する意味というか、目的というものがあるはずなんですよね。(ないと運用はできないはず)

例えば、

  • 自社商品を販売したい(販売数を伸ばしたい)
  • ブランディングを高めたい(認知向上)
  • お客さんに有益な情報を届けたい(存在価値の提供)

など様々でしょう。

それら目標に対して「どうしたら達成できるのか」ということを逆算して考えながら、方法を試していくことがホームページ運営なのです。ただ、アクセス解析のPV数を見て増えた・減ったという話をすることではありません。

これからは、岐阜のような地方でも、多い少ないはありますがコストをかけて作ったホームページを、しっかりと生かすための使うコスト(=運営へのコスト)がより重要視されてくることは間違いありません。(すでにその傾向は強くなっています)

どう使うか、それは目標を持って進むことへ

もうみなさんご存知の通り、ホームページは在るだけの時代ではありません。それを使い、何かしら成果を得ることを求める人が多くなってきています(昔からそうですが)。考えてみれば、ホームページも1つのツールなのですから、至極当然のことです。

もう今は、安価にホームページを手に入れる・容易すること自体は簡単な時代です。ということは、ホームページを持つことが大事なのではないのです。大事なことはその先にあります。

しっかりと目標を持つこと。ホームページを使って、どんな結果を得たいのか、何がしたいのか。漠然としているようであれば、もっと掘り下げて考えるべきです。

そして、その目標を達成するためには、どんな方法があるのか、段階的に何をしていくべきなのか。目標から逆算して方法を探します。そこにコストをかける自体になってきています。

目標から逆算した施策にコストをかける。それは、

  • 商品やブランドのイメージ向上のために写真クオリティをあげる
  • ヒアリングをしてもらい、専門のライターにコンテンツを書いてもらう
  • ユーザー(ホームページ閲覧者)が求めている情報を確実に伝えるためのコンテンツをデザインしてもらう

というようなことがあります。(数え切れないほどの施策が存在しますし、ケースバイケースです)

ホームページのその先へ

ホームページは使えば使うほど、うまく育てれば育てるほどに力を発揮してくれます。

もしあなたがホームページを育てたいと思ったら、いつでも相談してください。ホームページの運営を一緒に楽しんでいきましょう。

ホームページのお話しませんか?

気楽にカフェや喫茶店で雑談するくらいの雰囲気で、あなたのホームページのお話をしませんか?

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この記事を書いた人

久野 晃司

岐阜を中心にWeb制作全般のお仕事をしているフリーランスです。趣味はサッカー・F1観戦。英国プレミアリーグ、マンチェスターユナイテッドを長年愛しています。英国滞在歴2年、日常英会話くらいは大丈夫です。20ヶ国以上列車で単独周遊してきました。WordPress大好きです。Gifu WordPress Meetup共同オーガナイザー・CoderDojo岐阜チャンピオンなどの活動もしています。